ソフトマター専攻の新設について

生命科学は今日、物質科学や情報科学の学際領域との融合研究が進展し、次世代型生命科学へのイノベーションがますます期待されています。ソフトマターはその代表的先端基盤材料で、産業界、医療、環境・エネルギー分野など広範な分野から注目されています。

そこで、世界トップクラスのソフトマター研究拠点を持つ北海道大学は、本学大学院生命科学院に、ソフトマター専攻(修士課程・博士後期課程)を平成30(2018)年4月に設置します。ソフトマター科学に特化した体系的教育を提供するとともに、ソフトマター研究で世界的にリードできる国際的な人材を養成します。

※こちらはソフトマター専攻の一時的な概要ページです。オフィシャルウェブサイトはこちらへ公開予定です。

 

ソフトマターとは?

ソフトマター専攻のカリキュラム

入試情報

教員情報

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ソフトマターとは?

ソフトマターとは、高分子やゲル、生体物質など柔らかい物質の総称で、金属やセラミックスのような硬い材料にはない興味深い性質や機能を示します。これらの現象は、ソフトマターの構成原子や分子から直接推測することは困難です。ソフトマターは自己組織化的にメゾスケールの構造を形成し、それは原子・分子などのミクロスケールより大きく、しかし手に取るようなマクロスケールよりずっと小さいスケールです。このメゾスケールの構造における特性や相互作用がソフトマターのマクロスコピックな性質を決定すると考えられています。近年では、その特異的な柔軟性や耐衝撃吸収性を持つソフトマターの開発原理が解明され、再建医療・介護機器等(人工関節、内視鏡等)としての応用や、環境・エネルギー対策の新物質(ゴム代替タイヤ材料等)としての展開など、様々な産業分野での活躍が期待されています。これまで、ソフトマターの様々な研究は基礎から応用まで世界的に進められてきましたが、生体機能物質の模倣技術の開発やそのハイブリッドなど、技術の組み合わせ次第でまだ世界にない新素材の発見が期待できる21世紀の成長分野として注目を集めています。

 

 

ソフトマター専攻の特色

1:ソフトマター科学を基礎から学ぶ修士課程カリキュラム

理・工・医学分野を一気通貫

本専攻では、理学、工学、医学の垣根を越えた学際的な教育カリキュラムを提供します。北海道大学先端生命科学研究院、医学研究院、電子研究所の教員、及び国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)の研究者が教育に当たります。さらに、北海道大学国際連携研究教育局ソフトマターグローバルステーション(GI-CoRE/GSS)の国際メンバーも教育に参加します。本専攻の博士後期課程では「北海道大学コチュテルプログラム」を海外の大学と共同で推進し、長期海外研究留学(〜1年間)を大学がサポートします。講義や日々のディスカッションは国際標準に合わせ英語で行います。また、ソフトマターオープンユニット(SMOU)を設立し、ソフトマター研究・解析に特化した最先端の研究機器をオープンファシリティとして提供します。各教員の詳細情報及びホームページは教員情報を御覧ください。

 

 

入試情報

入学定員

平成30年度(2018年度)4月入学の試験は秋季特別入試(第1回)及び第2次入試(第2回)の2回行われます。詳しくは生命科学院の入試情報ページを御覧ください。

 

秋季入学試験(平成30年4月入学 修士課程・博士後期課程)

入試説明会:平成29年8月25日(札幌会場

入学願書受付及びインターネット出願登録(外国人留学生特別選抜のみ)期間:平成29年9月27日(水)ー10月2日(月)

入学試験:平成29年10月24日(火)・25日(水)

合格発表:平成29年11月7日(火)

 

冬季入学試験(平成30年4月入学 修士課程・博士後期課程)

入試説明会(生命科学院全体):平成29年11月11日(東京)

インターネット出願登録期間(外国人留学生特別選抜のみ):平成28年11月30日(木)ー12月6日(水)(予定)

入学願書受付期間:平成29年12月11日(月)ー12月15日(金)(予定)

入学試験:平成30年1月17日(水)・18日(木)(予定)

合格発表:平成30年1月25日(木)(予定)

 

教員情報

各教員の名前をクリックすると所属する研究室のホームページがご覧になれます。

龔剣萍(教授)

研究分野:ソフトマター、高分子ゲル、高靭性ソフトマテリアル、破壊現象、潤滑、摩擦、接着、バイオマテリアル、人工軟骨、細胞足場材料、再生医療

出村誠(教授)

研究分野:バイオミミクリー, 生物物理学, 核磁気共鳴, 膜タンパク質, アクティブマター

 

  芳賀永(教授)

研究分野:細胞生物学、腫瘍生物学

 

 

中垣俊之(教授)

研究分野:物理エソロジー、数理モデリング、バイオメカニクス、細胞運動、生物情報処理、原生生物、集団運動

居城邦治(教授)

研究分野:DNAナノ構造体、自己組織化、ボトムアップ型ナノ集積技術

 黒川孝幸(教授)

研究分野:ハイドロゲル、ゲル界面科学

 

 相沢智康(准教授)

研究分野:蛋白質科学、構造生物学、メタボロミクス、遺伝子組換え蛋白質、NMR法(核磁気共鳴法)、蛋白質フォールディング、自然免疫、抗菌ペプチド、サイトカイン、病原性微生物、非コラーゲン性硬組織蛋白質

佐藤勝彦(准教授)

研究分野:複雑流体のレオロジー、集団細胞遊走、繊毛運動、筋肉の自励振動

 

 

 津田真寿美

(准教授)

研究分野:癌、幹細胞性、シグナル伝達

 

 

三友秀之(准教授)

研究分野:ソフトマター、金属ナノ粒子、組織化、プラズモニクス

 

 

菊川峰志 (講師)

研究分野:光生物、膜タンパク質、膜輸送、ロドプシン、過渡吸収分光

 

小野寺智洋(講師)

研究分野:再生医療、軟骨代謝、下肢疾患、足の外科

 

ダニエル ルドルフ キング(助教)

研究分野:バイオマテリアル、高靭性ゲル、ゲル複合材料、接着、破壊

古澤和也(助教)

研究分野:高分子物理、バイオマテリアル、再生医療

塚本卓(助教)

研究分野:光受容体タンパク質の生物物理学

 

黒田茂(助教)

研究分野:生物情報処理、生物運動、 非線形力学系、 実験数理生物学、動物行動学, 単細胞/多細胞生物、脳科学、神経系、進化、履歴/符号化/記憶、画像処理、時系列解析

中島祐(助教)

研究分野:ゲル材料物理、強靭ソフト材料の創製、リオトロピック液晶ゲル

 

 

 


野々山貴行(特任助教)研究分野:ハイドロゲル、バイオミネラリゼーション、ソフトセラミックス、熱応答相分離、有機・無機複合材料、骨再生、バイオマテリアル、バイオセラミックス、ポリペプチド、分子自己組織化
石原誠一郎(助教)

研究分野:細胞生物学、腫瘍生物学、メカノバイオロジー

 

お問い合わせ

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